【無人島に持って行くならこの本】
のんびり読みたい僕的3選 – 中川の場合 –

Culture

2020.12.18

休みの日は2人の子供の世話をする子煩悩なディレクター中川です。
もし自分が無人島に行ったら、どんな本を持って行くか?どんな本を読むだろうか?
想像力をはたらかせ、少しわくわくしながらセレクトしました。

小さな島で、周りは海に囲まれていて、南国で(できれば暖かいほうがいい)、海を眺めながらゆったりとした時間をのんびり過ごす・・・「サバイバル」ではなく「レジャー」として無人島を訪れたシチュエーションを想像して、この本を読みながらのんびり過ごせたら最高だな~という本をセレクトしました。

「空の青さをみつめていると」

谷川俊太郎詩集1作:谷川俊太郎

空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集

この詩集は私が東京の幡ヶ谷にある古本屋さんにふらっと入った時に出会った本で、谷川俊太郎さんの1950年代、1960年代の代表作を網羅したものです。
表題の「空の青さをみつめていると」は、1953年に発表された「六十二のソネット」の中の一編です。

「空の青さをみつめていると」から、冒頭の一節をご紹介。

空の青さをみつめていると
私に帰るところがあるような気がする
だが雲を通つてきた明るさは
もはや空へは帰つてゆかない

「竜馬がゆく」

全8巻作:司馬遼太郎

竜馬がゆく 司馬遼太郎

司馬さんの作品は大好きで、小説から評論集まで、ほぼ全て読破したのですが、中でもこの「竜馬がゆく」は、個人的に別格です。

日本人の中の「坂本龍馬像」を決定付けた作品といっても過言ではなく(決定付け過ぎて、本物の坂本龍馬と錯覚してしまうほど)幕末を瑞々しく駆け抜けた坂本龍馬の大活劇は面白くて面白くて、凄まじい情熱を時代に懸けたその真摯な姿勢に憧れを抱きました。

うおおっ!俺も幕末に生まれて坂本龍馬と一緒に生きたかったー!と何度思ったことか!!
無人島といういつもとはまた違ったシチュエーションで読んでみたいお気に入りの作品です。

「野球狂の詩(うた)」

全17巻作:水島新司

野球狂の詩 水島新司

やっぱり漫画も持って行きたいな~!ということでこれを選びました。
「ドカベン」でお馴染みの水島新司さんの作品なのですが、個性豊かなキャラクター達が織りなす、昔気質(むかしかたぎ)の人情味溢れる群像劇を描いた漫画です。各キャラクターの短編が集まって、一つの大きな作品に仕上がっています。

東京メッツという架空の弱小球団が物語の中心なのですが、1話目からジーンとする内容で一気に心を鷲掴みにされます。中でも、大好きなエピソードの一つが「北の狼 南の虎」。生き別れた双子の兄弟が、別々の家族に育てられ、成長し、プロ野球のスターとなって、ピッチャーとバッターとして相見えます。そして、生みの母親が、ふとしたキッカケでそれに気づき。。感動です。

全17巻なのですが、10巻の途中からタイトルにもなっている長編「野球狂の詩」が最終巻まで続きます。
ドラフト会議で前代未聞の女性投手「水原勇気」を1位指名する東京メッツ。球界を巻き込む大騒動に発展するのですが、苦労しながらも運命を切り拓いていく水原勇気の姿が痛快です。そして最後は、もう一人の野球狂が。。うぅっ(涙)グッときます。

いつか本当に無人島に行って、美味しいコーヒーでも飲みながら、のんびりと本を読みたいものです。

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