貰い手側の気持ちを考える
たとえば、展示会場などでチラシやパンフレットを手に取るとき、来場者はどんなことを考えるでしょう。
- これは一体、何が載っているの?
- 手がふさがっちゃうなあ・・・
- どこの企業でもらったパンフレットなのか覚えていられるかな?
- 複数の会社から、受けとるのでかさばる
- いちいちカバンにしまうのがめんどう・・・
など、来場者にネガティブな感情が生まれる場合があります。
そんな来場者の気持ちを払拭するアイディアを具体的に紹介をします!
「渡すもの」「置き方」「素材と形」で差をつけよう!
「渡すもの」に一工夫
製品説明に花が咲くと、あれも!これも!とチラシやパンフレットを何枚も来場者に渡していませんか?
貰う側も、何枚もカバンにしまうのが億劫になってしまいますし、持ち帰った後、どこのブースでもらったのか忘れてしまいがちです。
そこでお勧めしたいのが、『ファイルDEバッグ』です!

こちらは、リユースという概念から生まれた製品で、使用した後にミシン目で切り取るだけでクリアファイルになります。
特徴としては、
①開封・受取率UP
バッグとして利用できるだけでなく、通常の紙封筒や紙袋と違い、高級感のある見た目のインパクトや切り取ってリユースできる仕掛けもあり、開封率・受取率の向上が期待できます。
②長期間の広告効果
クリアファイルとして利用できるため、捨てずに使っていただける可能性が大きく、お客様の目に触れる時間が多くなります。
自社の紹介をクリアファイルに印刷しておけば、問い合わせ数アップに効果があるかもしれません。

③環境にやさしい
リユース型ファイルはミシン目にそって切り取りますが、大部分はクリアファイルとして再利用する為、捨てる部分が少ないです。ゴミをなるべく出さないような、環境に対する配慮をアピールできます。
私も実際に展示会場でもらったことがあるのですが、バッグとして持ち歩けるのでカバンがパンパンにならずに、会社まで持ち帰ることができました!
また、ファイル自体に企業や製品にちなんだデザインを施すことができるので、もらったカタログと企業をすぐ思い出せて便利だと思いました。

「置き方」に一工夫
チラシやカタログをどのように設置していますか?
カタログラックにただ入れるだけや、アクリルケースに入れるだけになっていませんか?
置き方も少し工夫するだけで、受取率をアップさせることができます。
例えば、カタログ自体も展示と考え、カタログサイズに合った展示台を作ったり、カタログコーナーを空間の中に作り出したりといった手法があります。
また、設置するチラシやカタログが何種類もあるのであれば種類ごとに『どのような情報が載っているものか』をポップなどでラベリングすることで、貰い手に優しい資料コーナーになります。
「素材や形」で差をつける!
チラシやパンフレットといえば、A4サイズが定番です。
たくさんの出展社が集まる展示会や見本市で、自社の資料が埋もれてしまわないために、他社と差別化をして手元に残してもらう工夫として紹介したいのが素材や形で差をつけるという手法です。

定番であるA4サイズではなく、正方形や長方形、丸型など自社オリジナルのサイズで作成することで、貰い手にちょっとした違和感をあたえ、目を引く、記憶に残りやすくなるなどの効果をもたらします。
応用編として製品や業種にまつわる形にカットアウトしてみたりするのも面白いですよね!
この面白いサイズのパンフレットはあの会社のだ!と後から紐づけることができるので、来場者への印象づけに一役買うのではないでしょうか。
また、加工紙でも豊富な種類があり、お客様のご要望に合わせて紙の素材を選ぶことができます。

光沢のあるものや、ザラザラした素材、しっとりしたものなど、多種多様ありますし、印刷の手法により紙の表面に凹凸をつけたり、ぷっくりさせたり、強調したい部分を光らせたりなどもできますので、ぜひ素材や手法からご検討、ご相談ください!
オリジナルのチラシやカタログを作って「渡すもの」「置き方」「素材と形」を工夫し、他社との差別化をはかりましょう。
まとめ
チラシやカタログの受取率UPが期待できるポイントを紹介させていただきました。
せっかく作るものだから、少しでも印象に残り、後から読み返してもらえる資料にしたいですよね!
当社では、展示会やイベントにまつわる資料作りはもちろんのこと、会社案内、採用パンフレットなど、幅広くお手伝いをさせていただいております。
こんな資料が作りたい!受け取り率をUPさせたい!というご相談があれば、是非ご連絡ください!