「Zoomミーティング」と「Zoomウェビナー」の違い

概要
「Zoomミーティング」との大きな違いは、参加者(視聴者)がマイクやカメラ、画面共有機能を使用できないところです。
「Zoomミーティング」は、すべての参加者が画面共有、ビデオと音声の有効化、および他の参加者の確認を行うことができる共同イベントとして設計されています。
対して「Zoomウェビナー」は、主催者と指定されたパネリストだけがビデオ、音声、画面共有を操作できます。
「Zoomウェビナー」では、参加者は閲覧のみ許可されており、Q&A、チャット、投票など、主催者側が設定した機能を通じて主催者・パネリストとコミュニケーションを取ることはできますが、他の参加者を確認したり、互いにやり取りすることはできません。
これらのことから、「Zoomウェビナー」は大規模なイベントや講演などに向いていると言えます。
主な機能比較表
特徴 | Zoomミーティング | Zoomウェビナー |
参加者の役割 |
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オーディオ共有 |
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ビデオ共有 | 参加者全員 | ホストとパネリスト |
画面共有 | 可 | 操作はホストとパネリストのみ |
参加者数 | 無料ライセンスで最大100、有料はプランにより最大1,000 | ライセンスに応じて最大100〜10,000 |
参加者リスト | すべての参加者に表示 | ホストとパネリストにのみ表示 |
Q&A | なし | あり |
※2020年5月調べ
「Zoomウェビナー」開催で感じたメリット・デメリット
メリット
Zoomミーティング同様、ウェビナーでも利用を始めるための障壁は低く簡単です。
- Zoomの初期費用はゼロ(有償+オプション料金は必要)
- 視聴者はZoomのアカウントを作らなくてもOK。インストールしなくてもOK!デバイスもいろいろOK!
- 基本的に視聴者は閲覧のみなので、主催者・パネリストは講演・セミナーなどにおいて音声を遮られたり妨げられることなく進めることができる
- Q&A、挙手機能がある
- 視聴者一覧データをCSVでダウンロード可能。リード管理ツールに便利!
- ウェビナーを収益化するオプションがある
デメリット
- 有償プランのうえウェビナーのオプション料金(月額40ドル)が必要
- 設定できることに差はあるがウェビナーにしか付いていない機能は「Q&A」と「挙手」くらい。「反応」機能はなし
有償版プラス月額40ドル(約5,000円)かかるにしては、ウェビナーだけで利用できる機能が少ないと感じました。
まとめ
「Zoomウェビナー」では、インタラクティブなコミュニケーションはQ&Aとチャットのテキストツールのみで、主催者側には視聴者の声は聞こえないし、顔も見えません。
逆に視聴者側も、どんな格好で見ていても主催者や他の視聴者にあなたの姿を見られることはないので安心してください。
また主催者側はどなたが参加しているか名前一覧を確認することができますが、視聴者同士ではわかりません。
Youtubeなどのライブ配信と似ており、実際Zoomウェビナー開催と同時にFacebookやYoutubeでライブ配信することができます。
MAと連携することも可能なので、リード獲得に向けオンラインセミナー等を定期的に行う企業にとっては便利に活用できるのではないでしょうか。
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