企業情報サイトと採用サイトの違いとは?
まず、企業サイトと採用サイトの違いはどこにあるのでしょうか?
木村:
この二つは、その目的とターゲットが違います。企業サイトは顧客、ステークホルダーに向けたコンテンツを公開するサイトです。採用サイトは、求職者に対して情報を発信するサイトです。
ただ、デザイン、ターゲットや目的が違えど、採用サイトは企業情報サイトの一部であると僕は考えています。

押さえておきたいポイント4つ
採用サイトの作成にあたって、特に押さえておきたいポイントを教えてください。
全体の採用戦略の中での役割
木村:
そうですね、まずは各社、企業としての全体の採用戦略がありますよね。説明会や採用イベントなど、どのように求職者とタッチポイントを持ち、どのようにコミュニケーションを取るのか。それらをふまえたうえで、採用サイトにはどういう役割をもたせるのかを考えることが大事です。
コンセプトの設定、コンテンツの検討
木村:
採用サイトの役割を考えたら、採用プランで決定された「求める人材像」や方針に合わせ、採用サイトのコンセプトを設定します。
コンセプトに基づきながら、同じ方向を向いて進んでいきたいと賛同してくれる人材を求めるために、「私たちはこうやってきましたよ、これからこうやっていきますよ」ということを伝えるコンテンツを考えていきます。コンテンツを考えていくうちにコンセプトが曖昧になってブレてしまわないよう、何度も打ち合わせを重ね、きちんと会社の良さや伝えたいことを表現できているか、本当に入社してきてほしい求職者に刺さるかを検討します。
『これを載せておけば大丈夫!』というものはなくて、仕事のやりがいにつながりそうな現場の声をヒアリングし、求職者が知りたい情報を精査し、わかりやすく伝えることが大切ですね。
プロによる撮影
木村:
僕がオススメしたいのは、写真はしっかりカメラマンに撮ってもらうこと。記者撮りや社員が撮った写真を使ったものとは、サイトの見栄えやクオリティが圧倒的に違います。
ちなみに、撮影する場合はロケハンが必要です。屋外の撮影の場合は天候にも左右されるので予備日を設けるのがいいでしょう。

作っただけで満足しない!
木村:
採用サイトを作っただけでエントリーが来るというわけではありません。採用サイトは採用戦略のプロセスの1つです。作って満足するのではなく、効果を測り、採用戦略・プランに貢献できるようお手伝いをしたいと思っています。
なるほど・・・私も学生時代、採用サイトをたくさん見ましたが、自分にマッチしているか否かって、採用サイトでの印象が大きいですよね。企業が伝えたい情報・求職者が知りたい情報をわかりやすく伝えることが大切なんですね。
ここでの押さえておきたいポイントは4つ!
- 採用戦略全体の中で、採用サイトにどのような役割をもたせるか
- コンセプトからブレずにコンテンツを考える
- 撮影はプロにまかせる
- 作っただけで満足しない
ということがわかりました。

制作の流れ
ポイントは押さえることができました!次は、制作の流れについて教えてください!
木村:
WEBサイトのボリュームにもよりますが、ご相談から公開まで3〜4ヶ月くらいかかります。だいたいの流れはこうです。
①プラン(コンセプト/ターゲットの相談)
②コンテンツの検討・設計。ワイヤーフレーム作成
③資料収集(写真・データ・文章など)
④写真撮影
⑤デザイン
⑥コーディング・プログラミング
⑦検証・検収
⑧公開!
公開した後もコンテンツの更新、アクセス数の解析、広告などサイト向上のお手伝いをさせていただいております。
①〜⑧までのステップの中で、担当者とはどのようなMTGをしているのですか?また、意識していることはありますか?
木村:
進行管理していく中で、設定したコンセプトとブレがないかを確認しながらブラッシュアップをしています。
意識しているのは、僕は、お客様が困っていたり、できるかできないかを問われたりした際に、「できません」と言わないようにしていること。目的に向かってどうすればそれが解決できるかを模索し、現実的なコスト内で何ができるかを提案しています。
私の仕事とも共通する部分があるので勉強になります!
制作採用サイト実績
最後に弊社が作成した採用サイトをご紹介いたします。ぜひご覧ください!
また、こんな木村に採用サイト/WEBページ/デジタルマーケティングについて相談してみたいという方は、以下までお問い合わせください!!